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出産事故を減らす 八方牧場で放牧始まる

2024年8月1日

扉を開けたと同時に走り出す牛

矢板市の八方牧場畜産組合は6月6日、八方ヶ原で繁殖雌牛の放牧を始めました。

八方ヶ原は夏でも気温が30度まで上がらず、牛が過ごしやすい環境。放牧はビタミンの摂取が可能で、足腰が鍛えられるため、分娩事故の防止にも繋がります。

放牧は牧草地の利用による飼料代や労力の軽減、集団管理による良質牛の生産などが目的。10月下旬までの期間、組合員が交代で管理を行います。牛は順次受け入れていき、最終的には約70頭を放牧する予定です。

自由に過ごす様子

同組合の渡辺晴夫組合長は「やっと放牧することができた。怪我をしないように伸び伸び過ごしてほしい」とほほ笑みました。