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農事組合法人かのこ設立 米主体に共同化
2015年10月1日
さくら市の鹿子畑下地区で、「農事組合法人かのこ」が設立しました。地域農業を支える担い手として、農業生産の向上と低コスト化を図り、組合員の共同利益の増進につなげます。
組合員は4人。役員は理事3人、監事1人。受託面積は水稲17.2ha。水稲を中心とした土地利用型農業に取り組みます。主に農作業の共同化を図り、農作業受託を行います。
8月31日に同市鹿子畑で開いた設立総会では、組合員や県塩谷南那須農業振興事務所、さくら市、JA栃木中央会、JAしおのやの関係者ら14人が参加し、発足を祝いました。
組合員は、2015年6月からJAや行政と連携して法人の必要性を踏まえた検討を進め、設立に至りました。
同法人の相田英幸理事は「農業情勢の厳しい状況を打開すべく設立した。経営責任の自覚を持ち、後継者に繋ぐ生産体制を築いていく」と意気込みを話しました。
JAの稲澤高明組合長は「多くの情報を把握し、判断しながら活動を進めていくことが重要。法人だからできる試みを実行して頂き、他の集落営農組織の模範となるよう期待している」と話しました。







