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家畜の避難訓練 意義や安全性を周知
2025年7月1日

牛を避難誘導する様子
矢板高校農業経営科は5月30日、災害時に適切な誘導ができるよう家畜動物の避難訓練を実施しました。市内の農家から2頭、高校の4頭をJAしおのや協力の下で同校の放牧場に誘導。開始から到着までを計測したり、誘導する際の優先順位を確認したりと、順を追って行われました。避難後、同校の1頭はそのまま放牧させ、ストレスの状態を「ファームノート」と呼ばれる首に着けた端末で経過観察していきます。
3年生の赤羽彩莉さんは「福島県の原発事故で避難できず牛が被爆してしまった過去がある。良い系統を残すためにも安全な所へ避難することの重要性を伝えていきたい」と振り返ります。