会長の鈴木さん（前列㊥）と関係者たち

塩谷花卉部会スプレーマム研究会は１月22日、塩谷スプレーマム担い手確保育成協議会を設立しました。同協議会では、この先高齢化や後継者不足による生産者減少の改善に向けて、町外から就農希望者を受け入れて研修を行い、将来の担い手を養成します。令和６年度は、４月から２人が町の地域おこし協力隊員として、町内２軒の各農家で研修を始めます。

設立総会には、生産者や県、町、ＪＡなど関係者20人が出席。設立事項報告や設置要綱審議など全３議案を可決承認しました。会長に選ばれた鈴木一裕さんは「設立に向け、生産者へのアンケート調査から始まり、県、町、ＪＡと協議を重ね２年の時間がかかった。先輩方が多大な尽力により作り上げたこの産地を守り、次の世代にバトンをつなぐことが自分たちの使命。全力で頑張りたい」と意欲を見せま
した。

設立に立ち会った塩谷町の見形和久町長は「県やＪＡと一体となって計画内容に取り組んでいきたい」と話し、ＪＡの渡邉好雄専務は「皆さんとともに協力してやっていきたい」と力を込めました。