税理士の講義を集中して聞く受講者

栃木県酪農協会は、酪農の持続的な発展に向け、酪農経営ゼミナールを始めました。県内の酪農家９人が受講し、さくら市の県農業共済組合塩谷支所で２日間ずつ年間４回実施。順に経営分析の習得、経営課題の抽出、経営計画の作成、人材マネジメントについて学びます。石川正美会長は「販売、簿記能力を高めて経営に生かしてほしい」と期待します。

第１回は４月14、15日に行い、税理士から経営改善に向けた税務申告の方法、令和５年10月から導入になるインボイス制度などを学びました。受講した羽田光論さんは「法人化が目標なので、必要な知識を身につけ今後の経営の進め方を考えたい」と意気込みました。